海岸歯科オーラルケア

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予防歯科

PREVENTIVE DENTISTRY

Preventive dentistry予防歯科

全ては予防からはじまります。
定期健診で健康な歯を維持してください。

毎日のブラッシングを徹底していても、守れない歯の健康があります。
むし歯も歯周病も菌が引き起こす病気です。その菌の除去は、歯医者にしかできません。

定期検診~むし歯・歯周病の予防のために

ヨーロッパでは、歯科治療の中心は予防です。むし歯にならない口内環境を維持するためにしっかりとしたメンテナンスをするという考えです。
毎日のブラッシングは大切ですが、それだけでは歯周病やむし歯の原因菌をすっきりと取り除くことはできません。

当院では、定期的なPMTC(歯科医院で専門的におこなう歯のクリーニング)処置を受けていただくことをお勧めしています。

Why do we need regular check-ups?なぜ、定期検診が必要なの?

歯医者の定期検診は、歯や口内の病気を早期発見し、予防につなげるために、必要なことです。歯に痛みがない場合でもむし歯ではなく歯周病・歯肉炎といった歯茎の病気を発症して歯を失うことがあります。

※成人している日本人の約80%が歯周病といわれているため、誰にでも当てはまる可能性がある病気です。

1.歯は知らない間に傷んでいく

歯の痛みや口の中に違和感を覚えて歯医者に行くという方は多いでしょう。しかし、痛みや違和感を覚える前から歯は傷みはじめているのです。むし歯の一番初期はほとんど痛みを感じません。

ですから、ある程度進行して痛みががまんできなくなると、初めて「そろそろ歯医者に行かないとダメかな」と重い腰を上げる人も多いのです。進行したむし歯ほど治療に時間とお金がかかりますし、痛みをともないます。定期検診を受けていれば、むし歯も早期発見できるでしょう。

2.歯が抜ける原因はむし歯だけではない

むし歯とともに気をつけなければならないのが、歯周病です。歯周病は、むし歯のように強い痛みがありません。
ですから、「何か口の中がおかしいな」と思って歯科医に行った時は、すでに歯周病が進行しているという場合も多いのです。歯周病が悪化すれば、歯が抜けてしまいます。そして、歯が一本でも抜ければ連鎖的に周りの歯も抜けてしまう危険が高まります。

現在、40代以上の日本人の8割が歯周病だと言われています。歯周病を早期発見・治療するためにも、定期検診を受けましょう。

3.歯石は病気の元

毎日歯を磨いていても、どうしても歯石はたまっていきます。歯石とは、歯垢に唾液に含まれるカルシウムなどが結合し、石化したものです。歯垢は細菌の塊ですから、歯石は格好の細菌の住みかになります。つまり、歯石が多いほどむし歯や歯周病のリスクが高まるのです。定期検診を受けていれば、そのつど歯石をとってもらえます。歯石が無くなれば見た目もきれいになりますし、むし歯や歯周病にもなりにくくなるでしょう。

Regular checkup定期検診とは?

定期検診の内容とは?

歯の定期検診の内容は歯医者によって微妙に異なりますが、おおよその内容は

  • 歯と歯茎のチェック
  • 歯石除去
  • PMTC(歯のクリーニング・フッ素塗布)
  • 歯みがき指導

などです。

歯の定期検診を受ける頻度とは?

歯の定期検診は、年齢が上がるほど頻繁に受けたほうが良いでしょう。
目安はお口の中の環境によって

1~3ヵ月に1回です。

これはちょうど歯石除去のタイミングと一いたしています。ですから、歯石を除去してもらうついでに、歯や歯茎をチェックしてもらうという気持ちで歯科医院へ通うことをお勧めします。

What is PMTC?PMTCとは??

PMTCとは??

歯に吸着したバイオフィルムと呼ばれる細菌のかたまりを除去する処置です。バイオフィルムはブラッシングでは落とすことができません。そこには、むし歯菌、歯周病菌などが含まれています。そのままにしておくと、むし歯リスク、歯周病リスクが高まります。

PMTCでは、専用のペーストを使って、バイオフィルムを根こそぎはがすことができます。
むし歯菌や歯周病菌によってむし歯や骨の浸食がはじまるまで、2~3ヵ月と言われていますので、2~3ヵ月に一度の定期検診とPMTCの受診をおこなえば、むし歯も歯周病も予防することが可能です。

海岸歯科オーラルケアのPMTCによるメンテナンス

  • 1.歯の清掃
  • 2.ペーストの塗布と、バイオフィルムの除去
    専用のペーストを使用して歯の表面、歯ぐきとの間に付着したバイオフィルムをはがします。
  • 3.しつこいバイオフィルムのかきだし
    歯周病などで歯ぐきの奥までバイオフィルムが形成されている際には、専用の道具で掻き出すようにしてはがします。
  • 4.洗浄
  • 5.フッ素塗布
    処置の最後に、必要な場合にはフッ素を塗布してむし歯菌が歯に付着するのを防ぎます。

歯医者でPMTCを行うメリット

歯磨きやデンタルフロスで磨いても20%程度は歯垢が残る

自分で歯垢を毎日100%落とすのは歯医者でも難しいことです。とても綺麗に磨ける人でも歯ブラシで60%、デンタルフロスの使用で80%〜85%程度までしか歯垢を落とすことができません。磨き残しは同じような場所に起こるのでむし歯や歯周病が起こります。自分では落としきれていない歯垢をPMTCによって定期的に落とすことでご自身の歯を守ります。

歯周ポケットが4mm以上の部分は歯垢が取れない

歯周病は歯周ポケットの中に細菌が感染して起こる病気です。歯周病が進行し、歯周ポケットが4mm以上になると歯ブラシや歯間ブラシでは歯周ポケット内の細菌を取り除くことができません。そのままにすれば歯周ポケットがより深くなり最終的には歯が揺れたり、抜けたりしてしまいます。

歯周ポケット内の細菌をPMTCで定期的に清掃することによって歯周病の進行を防ぎます。

感染したバイオフィルムは機械的な清掃器具でないと取れない

歯の表面には歯を守るためにバイオフィルムという薄い膜があります。バイオフィルムに細菌が長期間あると細菌が感染し、むし歯や歯周病が起こります。感染したバイオフィルムは洗口剤などでは取れず、機械的にこすったり、振動を与えて剥がす必要があります。そのためPMTCで機械的な振動を与え、定期的にバイオフィルムを新しいものに変えていく必要があります。

歯石になると歯ブラシでは取れない

自分で取りきれなかった汚れは24時間で歯垢となり、48時間で歯石となります。PMTCで取り残した歯垢や、歯石を定期的に取らなければ、多くの歯石が溜まり、歯周病が進行してしまいます。

初期むし歯の進行を確認できる

近年初期むし歯は削らず、できるだけ経過観察をする方向にあります。経過観察をするには定期的に確認する必要があります。定期的にPMTCを行い、むし歯のリスクの高いところを清掃し、初期むし歯の進行を確認することで、自分の歯をできるだけ削らずに済みます。

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